サンフランシスコ~ラスベガス
当然ながらここはもうアメリカ、回りを見渡せば、目に入るのはほぼ英語と白人。しかし、まだ空港の中という事もあってか、あまり実感がありませんでした。自分が海を超えた喜びよりもまず先に、アメリカ国内線への乗り換えという、ある意味最大の難関が待っているのです。
画面の表示も聞こえてくるアナウンスも全てが英語、日本語なんてどこにもありません。しかも、この時のラスベガスへのゲートは少々わかりづらく、搭乗ゲート23と23Aというのがあり、実際間違えている人も結構いたようで出発が少し遅れました。ゲートが2種類あってわかりづらかったけど、それぞれの搭乗口の上にはモニターがあり、そこに出てる行き先と便名を確認すれば問題はなさそうです。
搭乗順番号のグループ3と行き先のラスベガスを聞き逃さないよう聞き耳を立ててましたが、夢にまで見たラスベガス、この言葉には過剰反応するので問題ありませんでした。
無事国内線に乗り込み、機内アナウンスによると、出発が遅れ、ラスベガスへは予定の15分遅れで到着する予定とのこと。
ユナイテッドの国内線は国際線とは異なり、エコノミーでも全座席背面にミニモニターがついてました。とは言っても、飛行時間が1時間半しかないので別に見るものもありませんが。
ただ、機体が小さいせいか、国際線に比べると揺れも大きく、飛行中の不快感が大きいのが少々辛い所もありましたが、もう間もなく憧れの地に行けると思うと不快感もなんのその、眠気覚ましにコーヒーをもらいつつ、窓からの景色を楽しみました。
サンフランシスコ出発直後のアメリカ西海岸の海があまりにも綺麗で感動しました。残念ながら写真は撮ってこれなかったんですが、空から見ても透き通っていて、ブルーとグリーンに輝いて、海ってこんなに綺麗なんだなぁって♪
でも窓からの景色はすぐに青から茶色へと変わり、雲もないので見渡す限り暗い色ばかり。さっきの美しい海からこんなにもすぐ近くに砂漠があるなんて…。時折山のようなものや植物のようなものが見えるけれど、総じて色が暗いので本当に地味です。
でもラスベガスが近くなると、住宅街でしょうか。小さな四角い建物がたくさん並んでいるのが見え、ワクワクしてきます。憧れの人、Rossもこういう所に住んでいるのかなぁと思うと、本当に胸が高鳴りますね。
更に近づくと背の高い建物も見えてきました。あれはストリップで間違いないのだろうか…とか、真ん中の白いタワーはストラトスフィアタワーかな…とかさすがにテンション上がってきます!(着陸前、FAさんにコスモポリタンホテルのクーポンカードセットをもらいました。)
辛い着陸にも耐え、飛行場からもラクソーのピラミッドやMGMグランドが見えて更に上がるテンション。いよいよラスベガス・マッカラン国際空港に降り立ってみると、噂のスロットにお出迎えされました。
荷物を受け取るべくバゲッジクレームへ。遠いです。とても遠いです。さすがラスベガス(とは関係ないと思いますが)、荷物を受け取るにもトラムに乗って移動です。ようやくバゲッジクレームに辿り着くも、ベルトコンベアマシーンは大量にあるにも関わらず、どれも動いてません。周りも閑散としていて、本当にこっちでいいのか少し不安になるほど。
ようやく乗ってきたユナイテッドのクレームマシーンを見つけ、近くに降ろされたスーツケースがいくつもあったので探してみるも自分のを見つけられず、何も流れてこないコンベアマシーン。最初は不安だったけど、次第にマシーンの周りに人が集まりだしたので、みんな荷物待ちだとわかって一人一安心。
荷物を待ってる間もマシーンについている宣伝用のモニターにはシルク・ドゥ・ソレイユのトレイラーが幾度も流れ、興奮で一人ニヤニヤソワソワする危なげな日本人。
しかし待てども待てども流れてこない荷物。すると、便名が記載されていたモニターに、隣のマシーンに変更との案内あり。隣に移動すると、ようやく荷物が流れてきました。私のスーツケースは赤いから目立つと思っていたけど、意外と似たようなデザインのケースがたくさん流れてきて、目印つけといてよかったと思いました。
荷物を受け取ったあとは、まずはiPhoneをネットワークに繋ぎたいと思い(空港のWi-Fiは役に立たんです)、日本からレンタルしてきたWi-Fiルーターにて接続。これでわからない事があっても調べられるので一安心です。
ちなみに、出発前につけたアイルーのストラップのビフォーアフターをご覧に入れましょう。
Before
After
移動の際にいかに手洗い扱い受けたかがよくわかりますね。私と同じように、こいつも長旅だったんです。お疲れさま。