ラスベガス留学旅行アルバム

はじめての海外旅行。その思い出と、これからはじめての海外旅行へ行く人のための小さな情報保管庫。そして2年後、短期留学へ。

Mystere 1回目 後編

以下、コリアンプランク、トランポリン、ファーストトラック、トラピス、太鼓

コリアンプランク
一番見たかったと言っても過言ではない演目。ステージ上にはコリアンプランクが設置されています。Red Birdがプランクの片方に乗るとSpermatosの一人がもう反対側に飛び乗ろうとするも、乗る前にRed Birdは板から降りてしまい、勢い余って転ぶSpermato。Red BirdのSpermatoいじめはまだ終わりません。何か気になるものがあるかのように、Red Birdは顔をプランクに思い切り近づけます。何があるのか気になるSpermatoもRed Birdのすぐ近くに寄って顔を近づけるも、Red Birdにこれ以上近づくなと威嚇されてしまいます。それでもやっぱり気になるSpermatoはプランクの反対側に顔を思いっきり近づけ板をガン見。次の瞬間、Red Birdは自分の前にある板を蹴って、反対側の板がSpermatoの顔面に直撃!後ろに転げるSpermatoに近づき、更に足蹴にします。してやった!と言わんばかりのイタズラな笑顔を浮かべるRed Bird、これが見たかった!たまらない!!

さて、キャラクターによる茶番劇も面白可愛くてよかったけど、アクロバット演技ももちろんすごかった!コリアンプランク、トランポリン、ファーストトラックは全部ジャンプ系のアクトで、それらを合わせた複合演目なので、ステージ手前にプランク、下手奥にトランポリン、上手奥にトラックとどこに行ってもジャンプ出来そう。

コリアンプランクでは最初はLes Laquaisによる演技でまずは高さを出します。彼ら、ショー中は決して派手な役所ではないけど、ジャンプ3演目では重要な働きをしているし、他のアクトの時もメインキャストの補助に回るなど、サーカスにおいてとても重要な存在です。Laquaisが数回飛んだ後、その後ろにはRed Birdが待機しています。Laquaisが降りたと同時にすぐにプランクの上に乗り、まずは普通にハイジャンプ!そして2回目のジャンプでユニークな表情とポーズを空中で披露してくれました。

続いてまたまたLaquaisがプランク演技をしてる中(してたと思う)、Red Birdはステージ下手で移動し、前列のお客さんと絡みます。客席前にある鉄柵に乗り、体を思い切り反らせ、お客の顔面を逆さに見る形に。うううう羨ましい!!!とステージそっちのけでRed Birdを見ていました(^▽^;)

そしていよいよRed Birdが決めてくる回転大ジャンプの番。奥から分厚いマットが運ばれてきます。Red Birdはそのマットの上に乗りつつも鳥の演技。Laquaisが飛ぶのに合わせて羽根(腕)を羽ばたかせるRed Birdもまた優雅。着地したLaquaisがプランクから離れると同時にすぐに板の上に乗ります。そしてRed Birdが飛んだー!!美しい姿勢をキープしたまま数回転して見事マットの上に着地。感動して興奮状態!技を決めた後のドヤ顔がまた様になっていてかっこいいです♪

続け様に今度はSpermatosの大技の出番です。Red Birdはステージ前方客席の前で待機。プランクの両サイドには2人ずつの人間タワー、系4人がポーターとして待機している所に、Spermatosが女性特有の柔らかい動きで静かに両ポーターの上に着地。これはすごいというよりも流れるような動きが綺麗でした。

今度こそ人間タワーです。ポーター3人で人間タワーを作ります。なんかもうこれだけですごい。だって、一番下の人は人間二人分を肩で支えているんですもの・・・。さあ、そこに念のためにワイヤーをつけたSpermatoが華麗にジャンプし、一番上の人の肩に見事着地!一瞬バランスを取ったあと、頭についている尻尾をクルクルと回してとっても可愛らしい。やっぱりコリアンプランク好きです!

 Korean Plank, Trampoline, Fast Track
http://www.cirquedusoleil.com/en/shows/mystere/media/video-gallery/trampotrack.aspx

トランポリン
ジャンプ系3演目の中で唯一Red Birdがやらないアクトなので見る前の印象は薄かったのが本音なのだけど、最初のソロでのLaquaisのジャンプは回転がとても綺麗だったし、Spermatoのジャンプが可愛くてクラウンとは違うキャラクターだけど、クラウンっぽさが出ていて微笑ましくなりました。何よりトランポリンが逆ハの字になって4人のキャストが同時にジャンプし出す瞬間は思っていたよりもドキドキしてよかったです!あれは4人のジャンプが持続されている光景よりも、作り出される瞬間がいいですね。

ファーストトラック
Laquais二人によるシンクロジャンプもきちんと揃っていて綺麗でしたが、やっぱりファーストトラックというからにはスピード感を思い切り感じられるRed Birdのスピーディーかつパワフルなジャンプが見所だと思います。瞬きしてたら終わってしまうんじゃないかと思うほどあっという間です。スピードが出ているにも関わらず、流れるような回転は乱れることなく美しい。最後のハイジャンプ回転の時の足がまたお気に入りです。適度に足を開いて回転しているので、赤い風車みたいなのです。華麗にポーズとドヤ顔を決めたあとはまたすぐにトラックへ戻り、奥から来たBaby Girlとぶつかりそうになる瞬間Red Birdが一際高くジャンプしてGirlを飛び越える。トラックアクトでは割とよくある光景だけど、これもまたお気に入り。そして今までステージ上で可愛い笑顔を振りまくだけだったBaby Girlがトラックで高速連続回転を決めます!決めポーズがBabyらしくバンザイな感じがまた可愛いのです。

トラピス
新しく仲間入りした演目その2。ハイバーは見た事ないけど、ハイバーより好きです。トラピスはすごくサーカスらしいアクトで、ソロだのデュオだのシンクロだの、トラピスにもいろんな種類があるけれど、やっぱり一番サーカスっぽさを感じられるフライングトラピスが好き!

ステージではトラピスの準備がされているであろう中、通路側だった私の横をYellow Chickenが通ります。残念ながらChickenは私とは反対の座席を見ていたので素通りだったのだけど、彼の後ろにいたBaby Girlがこっちを向いていたので手を振ったら"Hello"と言いながら手を振り返してくれました。Baby Girl、小さくてとっても可愛かった!

各キャラクターが客席に行っているみたいだったので、私の視線はもちろん下手200レベルブロックにいるRed Birdへ。ステージそっちのけで後ろガン見ですw残念ながら場所的にはっきりとは見えなかったんですが、とりあえず目の前でRed Birdが見れるだけで羨ましゅうございます。

肝心のトラピスは最後の入り乱れフライングの所でミスがあった事もあり、見応えは残念ながらイマイチ。次見る時はノーミスで素晴らしいフライングが見れることに期待です。

太鼓
ラストの演目、日本の和太鼓大活躍!せり上がってくるステージには何台もの大小の太鼓とそれを叩くアーティスト、もちろんRed Birdも小型の太鼓を叩いています。中央にはOPでも空中にあった大太鼓が堂々たる存在感。最初はRed Birdは客席に対して後ろを向いているんだけど、そのままステージが回転するので徐々に見えてきます。太鼓を叩くそのお顔がとにかく凛々しい!そして太鼓の音でやっぱり血が騒ぐ!しかしショーはもう間もなくお終いで複雑な心境に…。映像で見ていた時から思っていましたが、太鼓を一通り叩き終えた後、太鼓に突っ伏して他のキャストに引っ張られてステージアウトしていく演出があまり好きではありません。散々非現実的な光景を見た後ですが、あれ、とってもシュールです。

Taiko
http://www.cirquedusoleil.com/en/shows/mystere/media/video-gallery/taiko.aspx